物語
1849年10月16日深夜、パリの中心部にあるヴァンドーム広場12番地のアパルトマンでピアノの詩人と
呼ばれた音楽家“ショパン”は病の床に伏せながら、最期の夢をみる。
ショパンの意識は現実世界を離れ、おとぎ話に聞くような不思議な世界に足を踏み下ろした。
そこでは現実世界と同じように、人々がありふれた日常を様々な感情を抱きながら、当たり前のように生きていた。
唯ひとつ違ったことは、夢の世界において不治の病に侵された者は、その副作用として魔法の力が宿ること。
現実世界で病床にあるショパンもまた、魔法を使うことができた。夢の中でも、彼の体は病に蝕まれていたのだ。
その皮肉もあって、ショパンは夢の世界を客観的に捉えていた。
ここにあるものすべては、自分が作り出した幻に過ぎないのだと…
だが、病に侵されながらも運命を受け入れ、懸命に生きようとするひとりの少女“ポルカ”がショパンの考えを少しずつ変化させて行く。
誰もが心の中に持つとされ、綺麗な信じる心を反映して輝く「トラスティ」という宝石。
この「トラスティ」の輝きが強すぎるため、少女はさらに過酷な運命へと誘われてゆくことになる。
そんな運命に抗い、必死で彼女を救おうとする少年“アレグレット”。
運命に従う少女と逆らう少年、そして夢と現実。
相反する2つの事象が絡み合うとき、運命の歯車は静かに逆転を始める――
バトルシステム
タイムシェアード リアルタイムバトルシステム
本作の戦闘はターン制とリアルタイムを融合した、「タイムシェアード リアルタイムバトルシステム」を採用。
最大 3 キャラクターまでが参加できるチームバトルになります。ターンが回ってきた(アクティブ状態にある)_
キャラクターはプレイヤーが操作でき、一定時間バトルフィールド内を自由に行動できます。
動ける状態にあるキャラクターは、ターンが回ってきた時点で約5秒間、行動することが出来ます。
左のゲージが行動の時間。これがなくなると行動時間終了になります。
これを味方と敵で繰り返して戦闘にていくのではないでしょうか?ターン制ですから。
このように自由且つ戦略的に行われる戦闘は、わかりやすく、爽快感溢れるシーンを演出します。
確定ではありませんが戦闘はシンボルエンカウント(敵シンボルに接触で戦闘)のようです。
光と闇の必殺技
本作のキーとなっている“光”と“闇”は戦闘においても重要な要素。
必殺技には光と闇の技があり、技発動時のキャラクターの立ち位置が日向か日影かにより決定します。
必殺技は1ボタンで簡単に出せるので、リアルタイムバトルの爽快感は残しつつ、フルリアルタイムバトルよりも初心者に優しいシステムです。
モンスターモーフィングシステム
“光”と“闇”の要素が影響するのは、プレイヤーキャラだけではありません。
「モンスターモーフィング」システムにより、敵キャラも立ち位置が日向か日影かによって外見はもちろんのこと、
強さや名前、必殺技なども全く違う敵に変化します。